8月23日(金)ホテル・旅館業界IT&リノベーション展示商談会に
サン・パシフィックエンタープライズ様、日吉屋様と協同出展させていただきました。
会場は大阪梅田にあるヒルトン大阪の一室、タワースイートルーム。
製作いたしましたカッティングスクリーンは可動式光壁、ウィンドウスクリーン、パーティション2種類です。
まずは、誰もがご存知のオードリーヘップバーンの光壁。
人物を落としこんだスクリーンは初のお披露目です。
レーザーカットスクリーンの可能性を模索している中、
布の特性を生かしてこのような新しい表現に辿り着きました。
スクリーンを見る角度や距離感によって様々な表情を楽しめます。
また、今回フレームを使った壁面アートを手がけているFRASとコラボレーションし、
今回の為に掘り込みなどの手の混んだ装飾が施された、オーダーメイドのフレームを作っていただきました。
FRASの製作されているフレームは、美術館で展示される世界的なアーチストのアート作品に使用されるばかりでなく、
そのデザイン性から多くの一流ホテルの空間装飾にも使用されています。
そのような一点物のフレームと組み合わせることで、スクリーンの魅力がさらに引き立ち
一つのアートとしての新しい見せ方ができたのではないかと思います。
窓面には景色との相性を考えたスクリーンを。
鳥の羽ばたく様子、柔らかい太陽の光や山脈の表現に気づいていただけるでしょうか。
窓から見える景色は梅田の高層ビルや夜景ですが、そこにあえて自然の風景を組み合わせてみました。
パーティションは、スタンダードモデルnm013クレッシェンド、
オーダーメイドモデルのshippoをレイヤーにしました。
クレッシェンドはシンプルなデザインですが、線の重なりやカット部分から抜ける光などが面白く
角度によって大きく表情が変わります。
shippoは手前と奥のスクリーンを重ね併せて七宝模様に見えるようにカットしています。
七宝柄は円と円(縁と縁)の重なりで成り立つ模様ですが、
今回のデザインは七宝の持つ意味合いをより表現できたスクリーンだと思います。
これが皆様とのご縁となりますように...そんな気持ちも込めています。
今後どのような表現ができるか我々も期待に胸を膨らませています!
今後もレーザーカットで布の新たな魅せ方を研究していきたいと思います。